ガンズ&ゴールド

ユアン・マクレガー

INTRODUCTION

悪の華が乱れ咲き、究極の駆け引きが展開するノンストップクライム・サスペンス

歴代のフィルムノワールが示しているとおり、犯罪にまみれた闇の社会では、ひとつのミスが破滅へと直結する。それゆえ、沈着冷静で判断力に長け、なおかつ精神的にも肉体的にもタフな者だけが生き残る。危険なゲームの勝者は、いつだって状況を支配した者だ。『ガンズ&ゴールド』は、そんな犯罪の世界に生きる者たちの駆け引きを描いた、クライム・アクションの最新モデル。
敵を出し抜き、一歩先を歩もうとするクセ者たちの騙し合いはリアルかつスリリングで、一時の緩みもない。カーチェイスや銃撃戦といったアクションの描写もリアリズムに基づいて描かれており、凄みを感じさせるに十分。ブレンダンやJRら悪党の個性も映え、ワルの魅力に引き寄せられる。映画の世界に引きずりこまれた観客は“共犯者”となり、緊張を体感すると同時に、この状況下でどうすれば“勝者”になれるのかを考えずにいられない。
そしてやはり、クセ者中のクセ者ブレンダンにふんしたユアン・マクレガーの強烈な存在感に目を奪われる。犯罪をチェスにたとえて語り、つねに数歩先を読んで立ち回り、必要に応じて相手の心理を巧みに操る。そんなブレンダン像をマクレガーは実にミステリアスに演じている。仲間に対する面倒見もよく、JRとの師弟の絆は父と息子の関係のようにも見えるが、この悪党をどこまで信じてよいのか?彼の行動の裏側には、いったい何が潜んでいるのか? 『スター・ウォーズ』シリーズのジェダイ騎士役で体現したカリスマ性と、『トレインスポッティング』での不良性の融合と言うべきか。いずれにしても、本作はマクレガーの代表作となるに違いない。
共演にブレントン・スウェイツはオーストラリアが生んだ注目株で、ハリウッド進出作『マレフィセント』ではアンジェリーナ・ジョリーやエル・ファニングと共演を果たし、大々的に脚光を浴びた。JRの恋人ターシャにふんしたアリシア・ヴィキャンデルの美しさにも目を奪われること必至。スウェーデン出身の彼女は、今後ハリウッドでの出演作も予定いる。また、監督のジュリアス・エイヴァリーはカンヌ映画祭やベルリン映画祭、サンダンス映画祭など、世界中の映画祭で受賞経験のある俊英。
悪の華が乱れ咲くサスペンスも、手に汗握るアクションも、シャープな個性を持つキャラクターも一級品の『ガンズ&ゴールド』。一秒たりとも目が離せない究極のスリルを体感して欲しい。

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STORY

ロシアン・マフィア × 伝説の強盗犯ブレンダン × チェスの名手JR

オースラトリアのパースにある刑務所。軽罪でここに送られた若者JRは、暴力やレイプがはびこる獄中生活で窮地に追い込まれていた。そんな彼に救いの手を差し伸べたのが、牢名主的な存在であるブレンダン。彼はJRの中に、自身にも通じる犯罪の才能を見て取ったのだ。ここに犯罪者の師弟関係が出来上がる。やがてブレンダンは、半年の刑期を経て出所したJRの協力によって脱獄に成功。そして犯罪組織のボスからの依頼で、金鉱の精錬所を襲い金塊を強奪するという新たな犯罪計画に着手する。JRも今やチームの一員であり、今回の強盗計画で重要な役割を任されることになった。一方で、JRは犯罪組織で働く若い娘ターシャと恋に落ちる。分け前を得たら彼女を連れてどこか遠くへと旅立ち、新たな人生を送る未来を、彼は思い描いていた。やがて決行の時、仲間のミスによる誤算はあったもののブレンダンの綿密な計画により、一味は金塊の強奪に成功。だが、組織のボスはブレンダンの一味を裏切り、分け前を独り占めしようと画策していた。さらにブレンダンとJRの関係にもヒビが入り、危機感と混沌は深まってゆく。誰もが無傷ではいられない、この状況を支配するのはブレンダンか、JRか、それとも組織か……!?運命を決定づける、壮絶な攻防が幕を開けようとしていた……。

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CAST & STAFF

ユアン・マクレガー(ブレンダン・リンチ)

ユアン・マクレガー(ブレンダン・リンチ) 1971年生まれ。幅広いジャンルで多彩な役柄を演じ、常に観客を魅了し続ける俳優。世代を代表する俳優として多方面より称賛を集める。
大ブレイクを果たした『トレインスポッティング』のマーク・レントン役、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のオビ・ワン=ケノービ役、ニコール・キッドマンと共演した『ムーラン・ルージュ』のクリスチャン役など、キャリアを通じてバラエティ豊かな役柄に果敢に挑戦してきた。主な出演作は、『エージェント・マロリー』、『ゴーストライター』、『天使と悪魔』、『ビッグ・フィッシュ』、『インポッシブル』、『人生はビギナーズ』など。ダニー・ボイル監督の『普通じゃない』で1997年エンパイア映画賞の最優秀英国男優賞を獲得。『シャロウ・グレイブ』では、ヒッチコック・ダルジャン男優賞を受賞、英国アカデミー賞スコットランド・アワードの男優賞にノミネート。『人生はビギナーズ』は2011年ゴッサム・インディペンデント映画賞でキャスト賞と長編作品賞を受賞。ラッセ・ハルストレム監督の『砂漠でサーモン・フィッシング』でゴールデングローブ賞の最優秀男優賞にノミネートされた。
最近では、ギャヴィン・オコナー監督の『JANE GOT A GUN』の撮影を終えた。現在はキリル・ボンフィリオリ著『THE GREAT MORTDECAI MOUSTACHE MYSTERY』を映画化した『MORTDECAI』の撮影中。他にジョニー・デップ、グウィネス・パルトローらが出演。

ブレントン・スウェイツ(JR)

ブレントン・スウェイツ(JR) 1989年生まれ。クイーンズランド工科大学を2010年に卒業。オーストラリアおよびアメリカのテレビ・映画業界で注目を集める若手俳優。俳優デビューはテレビシリーズ「SLiDE」のルーク・ギャラガー役。他のテレビ出演作は「海鷹 -UMITAKA-」、ヒットドラマシリーズ「HOME AND AWAY」、アメリカのテレビ映画「ブルーラグーン ~恋の目覚め~」など。
今後公開の出演作は、『THE SIGNAL』、フィリップ王子役を演じるディズニー映画『マレフィセント』(エル・ファニング、アンジェリーナ・ジョリー出演)、スリラー映画『OCULUS』、『SAVE YOUR LEGS』など。その他『RIDE』、主役のジョーナスを演じる『THE GIVER』の公開も控える。

アリシア・ヴィキャンデル(ターシャ)

アリシア・ヴィキャンデル(ターシャ) 1988年生まれ。現在若手で最も注目を集める女優の1人。スウェーデンのドラマ映画『PURE』のカタリーナ役でデビュー、2011年ゴールデン・ビートル賞の最優秀主演女優賞を獲得。2012年にはヨーロッパ映画賞でシューティング・スターの一人として注目された。今年2月には、英国アカデミー賞でライジング・スター賞にノミネート。ヒロインの王妃カロリーネ・マティルデを演じた『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』、奔放な娘キティを演じた『アンナ・カレーニナ』、フロガンチア・フェルナンデス役を演じた『THE CROWN JEWELS』などがある。
最新の出演作は、ウィキリークスの創設者のジュリアン・アサンジを描いた『フィフス・エステート 世界から狙われた男』で、アンケ役を演じる。スウェーデン映画『HOTELL』を経て、『THE SEVENTH SON』(セルゲイ・ボドロフ監督)、および『EX MACHINA』(アレックス・ガーランド監督)で主演女優も務める。『MAN FROM U.N.C.L.E』(アーミー・ハマー、ヘンリー・カヴィル出演)の撮影も最近終えた。

ジュリアス・エイヴァリー(脚本・監督)

ジュリアス・エイヴァリー(脚本・監督) 多くの短編映画を製作し高い評価を得た後に、『ガンズ&ゴールド』で長編映画監督デビュー。西オーストラリア州ペンバートン生まれ。メルボルン大学ヴィクトリアン・カレッジ・オブ・アーツ大学院卒業。短編映画『JERRYCAN』で2008年カンヌ映画祭の審査員賞および、同年のオーストラリア映画協会最優秀短編作品賞を獲得。『JERRYCAN』はその後も数々の権威ある映画祭で注目を集め、サンダンス映画祭とベルリン国際映画祭では佳作賞を受賞した。短編映画『END OF TOWN』で2006年メルボルン国際映画祭のエマージング・オーストラリアン・フィルムメイカー・アワードを受賞。2007年にはオーストラリアン・ディレクターズ・ギルド・アワードを受賞。最近では、短編映画『YARDBIRD』の製作総指揮および脚本を担当。同作はカンヌ映画祭のコンペティション部門に選出された他、シドニー映画祭の最優秀短編賞にあたるデンディー・アワードを獲得。

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